(一財)花山宇宙文化財団

2023年度     金曜天文講話

19世紀の偉大な科学者であり、小学校の課題図書にもなっている名著『ロウソクの科学』で知られるように一般への科学普及の面でも先駆者であったファラデーは、毎週金曜の夜、一般市民向けに「金曜講話」と呼ばれる講演会を行っていました。市民への科学普及の先駆けであるこの講演会は好評を博し、かつその参加料収入はファラデーの研究の助けとなりました。
「金曜天文講話」はファラデーの例にならい、金曜日の夜、京大の天文学者が最先端の天文学の研究成果を市民向けにわかりやすく講演し、参加者から頂いた寄附あるいは参加費の一部を京大花山天文台の運営費に活用することを目的としています。
花山天文台へのご支援を兼ね、最新宇宙研究のわくわくする話を聴いて、いっしょにわくわくしませんか?

京都大学 名誉教授 長田哲也
京都大学 名誉教授 柴田一成


開催要領

主催:一般財団法人花山宇宙文化財団
協力:京都大学大学院理学研究科附属天文台、京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室
対象:中学生以上(推奨)、小学生可
日時:(ほぼ隔週)金曜日午後6時半~8時



今年度の予定

オンラインで開催します。

開催地: Web 会議サービス「Zoom」
時間: 18:30-20:00 (18:00過ぎから入室可)
参加費: 1000円(途中参加・退出 OK)
定員: 250 名(先着順)

見逃し配信も予定しています。

参加協力券は、以下のリンク先(Peatix)から購入をお願いします。
2週間程度前から、販売を開始します。

なるべくPeatixからのご購入をお願い致します。
難しい場合は、事務局(info@kwasan.kyoto)まで、メールでお申し込みください。

講演者やタイトルは変更になる可能性があります。Webでご確認ください。

後期

10月13日(金)長田 哲也「宇宙の観測400年の歴史と京大岡山せいめい望遠鏡で見える世界」
10月27日(金)野口 高明 「大気のない天体表面で起きていること:宇宙風化とは?」
11月10日(金)一本 潔「太陽観測最前線」
11月24日(金)太田 耕司「科学的宇宙観の変遷」
12月 8日(金)田中 貴浩「宇宙論の現在と未来」
12月22日(金)上田 佳宏「X線観測で探る超大質量ブラックホールの謎」
1月12日(金)玉澤 春史「勿論為差儀ニ者無之存候ー古の夜空に人々は何を思う」
1月26日(金)柴田 一成「明月記はいかに世界の天文学に影響したか」参加協力券を購入する


終了した講話

2023年度 前期

5月12日(金)長田 哲也「赤外線で見る天の川銀河の真ん中」
5月26日(金)浅井 歩「太陽活動と地球」
6月 9日(金)佐々木 貴教「新・太陽系形成論」
6月23日(金)岩室 史英「宇宙望遠鏡いろいろ」
7月 7日(金)前田 啓一「アルマ望遠鏡で探る超新星からの電波放射」
7月21日(金)野上 大作「宇宙での距離の測り方」
8月 4日(金)杉本 茂樹「アインシュタインの夢: 重力の謎とひも理論」
8月25日(金)柴田 一成「花山天文台と太陽系観測のあゆみ --ブライアン・メイ博士の訪問をめぐる歴史秘話--」

過去の情報
2017年度金曜天文講話
2018年度金曜天文講話
2019年度金曜天文講話
2020年度金曜天文講話
2021年度金曜天文講話
2022年度金曜天文講話